児玉博行先生関連本

ウクライナのことで暗澹たる気分で暗中模索を書いたり消したりしていましたら、児玉博行先生から突然本が送られてきました。『京都大原記念病院グループの足跡に見る超高齢時代を乗り切る地域再生の処方箋〜地域医療構想・地域包括ケアと一体化した地域再生モデル〜』(ぎょうせい定価2530円)。

著者は猿渡知之さんで、自治省出身で京都府総務部長と副知事を歴任され、現在は大正大学地域構想研究所客員教授だそうです。実際には京都大原記念病院グループの皆様と勉強会を重ね、多分、病院グループの活動が「地域再生」になるのではないかという観点から取りまとめた本です。

児玉先生は、京都府立大学で外科医として活動、81年大原記念病院開設、同一敷地内に介護老人保健施設博寿苑(91年)、その後、特別養護老人ホーム大原ホーム(97年)を開設。日本でも初めての試みである医療・介護・福祉の複合施設として注目されました。13年には自宅退院後の患者様を継続してサポートすることを目的に外来専門の「御所南リハビリテーションクリニック」を開所、18年には「京都近衛リハビリテーション病院」を開設。さらには住宅施設としてケアハウス「やまびこ」や介護付き有料老人ホーム「ライフピア八瀬大原Ⅰ番館」を開業し、生活を総合的に支援するネットワークを構築する京都大原記念病院グループを造り上げたのです。

このグループが凄いのは、地元の野業との連携をはじめ、徹底的に「大原」の地域再生のために活動を広げているということです。地域あっての「病院」ですよね。

社会医療ニュースVol.49 No.571 2023年2月15日