暗殺集団イスラエル

今、イランがイスラエルへの報復攻撃の準備をし、明日にも攻撃が開始するかもしれないというニュースが流れた。イスラム原理主義組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が、イランの首都テヘランの滞在先で殺害された。テヘラン北部の宿泊施設は革命防衛隊が管理しており、厳重な警備の中、ハニヤ氏が居室にいることを確認した上で遠隔での「標的を狙った正確な計画」だったそうだ。ハニヤ氏はカタールに居住しているが、同国はハマスとの停戦協議を仲介しており、「イスラエルは海外での暗殺を決めた」という。

海外メディアも詳細に関連情報を伝えているが、イスラム世界の大国イランのメンツは丸つぶれで、報復を宣言している。何がどうなっているのかよくわからないが、オリンピック開催期間中の暗殺行為は、到底受け入れられない。テロ行為は国際的に非難されるが、イスラエルの暗殺行為が正当だとは考えられない。暴力に対する暴力の連鎖は、復讐劇でしかないので、いずれ世界大戦の引き金になる。どうしてこんなことが理解できないのか、世界はイスラエルが傲慢でしかないと気づいているし、あまりに危険すぎる行為だと怒っているのだ。

社会医療ニュースVol50 No.589 2024年8月15日